猫 たそがれ
「大切な愛猫とずっと暮らしたい」そう思っていても、いつかは最期を迎えます。
考えたくはないけれど、いつかの覚悟の為に「猫の寿命はどれくらいなのか?」と私たちは知っておく責任があります。
そこで、今回は「猫の寿命」ついて見ていきます。
猫の平均寿命から、猫の年齢早見表や年齢における注意点、猫の飼い方・性別・品種などによる寿命の違いなどを、データをもとにまとめました。
ここでのデータや表・注意点などを見ていただき、愛猫との生活を少しでも長くできるように、気づきの参考になれば幸いです。

※この記事でまとめている、猫の寿命や年齢における注意点などは、環境や個体差でかわってきますので、その点をご理解ください。

猫の平均寿命は何歳?

現在飼い猫の平均寿命は、おおよそ13〜15年と言われています。
2018年の猫の平均寿命
飼い猫全体の平均寿命
15.32歳
外に出ない猫の平均寿命
15.97歳
外に出る猫の平均寿命
13.63歳
2014年時の猫の平均寿命は以下の通りです。
飼い猫全体の平均寿命
14.56歳
外に出ない猫の平均寿命
15.06歳
外に出る猫の平均寿命
13.52歳
上記のデータを見ると、室内のみで生活している飼い猫の平均寿命は約1歳程度伸びています。
これは人間の寿命が伸びているように、猫の平均寿命もベットフードの進歩や医療の充実ぶりから、平均寿命も年々伸びてきているということで間違いないでしょう。
それに対して、外に出る猫はどうしても病気のリスクや交通事故などで命を落とすケースがある為と言われています。
では、猫の平均寿命15.32歳って人間に換算すると何歳程度なのでしょうか?

猫と人間の標準年齢換算表

猫の年齢を人間に例えると何歳?という疑問がありますよね。
猫の種類や、環境、性別など個体差があるので一概には言えませんが、よくある例はこちらになります。
猫の年齢人間の年齢成長段階
2週間半年
子猫

1ヶ月1歳
2ヶ月3歳
3ヶ月5歳
6ヶ月9歳
9ヶ月13歳
青年期

1歳17歳
1歳半20歳
2歳23歳
3歳28歳
成猫


4歳32歳
5歳36歳
6歳40歳
7歳44歳壮年期
8歳48歳
9歳52歳
10歳56歳
11歳60歳
中年期


12歳64歳
13歳68歳
14歳72歳
15歳76歳

高齢期


16歳80歳
17歳84歳
18歳88歳
19歳92歳
20歳96歳
上記の表を見ると、猫の寿命の平均15歳=人間で考えると約76歳という結果でした。
猫は7歳ごろから高齢期となるので、その年代から徐々に老化が始まります。
外見ではわかりにくい場合が多いので、
まだまだうちの子は元気」
と思っていても、定期的な体調管理をしてあげることをおすすめします。
また、ペットフードも高齢用に変える時期でもあるので獣医師などに相談しながら年齢にあった食事を考えましょう。
各成長段階における注意点
猫年齢成長段階注意すべきポイント
2週間~6ヶ月幼少期猫は生後6ヶ月~妊娠可能なので、避妊・去勢の適齢期
9ヶ月~2歳青年期1歳になる頃に、肉体ほぼ完成するので、それ以降の体重増加には注意。
3歳~6歳成年期比較的落ち着く時期、肥満・膀胱炎・歯肉炎・内臓の病気に注意。
7歳~10歳壮年期足腰が徐々に衰えが見られる時期。
様々な病気の可能性もあるので、健康診断を増やすことをおすすめします。
10歳~14歳中年期12歳ごろを境に病気の危険がぐっと上がるので、ちょっとした変化も見逃さずに、
いつでも病院へ連れていける準備を心がけてましょう。
15歳以上高齢期中年期同様に、細心の注意を払いつつ愛猫との暮らしを満喫しましょう。

 

猫の寿命が長いのはどっち?

猫 2匹
ここから、猫の寿命を様々な角度から比較していきたいと思います。

室内飼い猫・放し飼い猫で比較

先ほど見た、「2018年の猫の平均寿命」で大きく平均寿命が違ったのが、室内飼いの猫と放し飼いの猫の平均寿命の差です。
もう一度見てみると、
外に出ない猫の平均寿命
15.97歳
外に出る猫の平均寿命
13.63歳
室内飼いの猫と放し飼いの猫で2歳以上の差がでています。
なぜ、これほどの差がでるのでしょうか?
この結果から考えられる要因は、
・近年の猫ブームで猫を飼う人が増え、ご飯や医療、猫グッズの進化など、猫が健康的で快適に過ごせるよう飼育環境が整ってきたから
・感染症や病気にかかりにくい
などといったことが挙げられます。
反対に、放し飼いだと、交通事故、ケンカによる怪我、感染症や病気、その他不慮のリスクにさらされる機会が圧倒的に多いということが、寿命を短くしている要因ではないかと考えられます。

猫の平均寿命 性別で比較

人間と同じで猫もメスのほうが長生きで、個体差はありますが約1歳ほど長生きするデータが出ています。
オスはケンカなどで怪我をしやすくそれが原因で感染症になるリスクが高く、歳をとると尿路結石など泌尿器系の病気にかかりやすくなります。
その他には、オスとメスでは染色体が違うことが分かっています。
メスのほうがオスより1本多いとされている「X染色体」は老化予防に効果があると言われており、メスはオスよりも老けにくいという可能性があります。
上記の理由などから、メスのほうがオスよりも長生きするということです。

猫の平均寿命 純血・雑種で比較

猫の中でもっとも長生きなのは雑種と言われています。
純血種の比較的長生きな猫で約15年というデータに対して、雑種だと約20年近く生きるというデータが出ています。
日本の飼い猫のおおよそは雑種であるというデータがあるので、日本の猫たちは比較的長生きなのではないでしょうか。

なぜ雑種の寿命が1番長いのか?

・色んな種類の血が混ざることで、免疫力が高くなるということ。
・血統が薄まるので遺伝疾患もないということ。
※※一般的な統計での結果ですが、雑種とはいえ生まれつき体の弱い子もいます。

猫の平均寿命 品種別データ

ペット保険のアニコム損害保険会社が2017年に発表した「家庭どうぶつ白書2017」によると、先ほどもお伝えしたように、純血種よりも混血種のほうが平均寿命が高いというデータが出ています。
順位品種平均寿命
1位混血種14.3歳
2位スコティッシュ・フォールド13.4歳
3位アメリカン・ショートヘア13.5歳
4位日本猫14.3歳
5位マンチカン11.2歳
6位ロシアンブルー13.1歳
7位ノルウェージャン・フォレスト・キャット12.6歳
8位ペルシャ(チンチラ)13.9歳
9位メイン・クーン12.5歳
10位ラグドール13.5歳

※順位は契約頭数の順位
参考データ:ペット保険のアニコム損害保険会社「家庭どうぶつ白書2017」

野良猫の寿命はどうでしょう?
正確に測ることは難しいが、環境省や動物愛護センターが出している情報によると、大体3〜5年程度といわれています。
なぜこんなに短いのか?というと、エサが十分にない、交通事故、ケンカによる怪我、感染症や病気、その他不慮のリスクにさらされる機会が圧倒的に多いということが、寿命を短くしている要因ではないかと考えられます。

単独飼い・多頭飼いで比較

正確なデータがないので、具体的な数字はわかりませんが、一般的に単独で飼っている猫のほうが長生きと言われています。
理由としては、猫はもともと単独で行動する動物なので、他の猫と空間を分け合って生きるだけでストレスを感じるそうです。
また、多頭飼いの猫は肥満になるケースが多いというデータがあります。
室内飼いの場合、どうしても行動範囲が狭くなるうえに他の猫と空間を分け合うので、行動範囲が狭くなり運動量が低下してい増します。
また、お世話する頭数が増えると、その子に合った食事の時間ではなく、いつでも好きな時に食べられるようにしているケースが多く、食べすぎにより肥満になる為です。
・多頭飼いにより生じるテリトリー制限からのストレス
・行動範囲の共有による運動不足
・食べすぎによる肥満
上記3つの理由などから、単独で生活している猫の方が寿命が長いと言えます。

まとめ

猫 たそがれ2
大切な家族として迎え入れた愛猫。
日を追うごとに成長する姿は本当に愛らしく、かけがけのない日々ですよね。
猫の寿命や年齢における注意点を知り、愛猫と暮らす大切な日々の中でしか感じれない、ちょっとした変化や気づきの参考にしていただきと思います。
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