猫 二匹

猫を飼って生活していくと様々な理由で2匹目を考える場面がでてきます。

2匹目を買う理由
・1匹目がかわいいから2匹目もほしい
・1匹じゃ寂しいだろうから2匹目がほしい
・野良猫を保護したけど、里親が見つからない
・友人・知人が保護したが飼ってくれないかと相談された

など、様々な理由で2匹目を検討している方が多く見受けられます。

しかし、飼い猫が増えることによって心配事もでてきます。

・先住猫と仲良くできるか?

・相性が悪く威嚇しあったり・ケンカばかりしたらどうしよう?

 

・猫同士の性格が合わずにストレスを抱えたらどうしよう。

・経済的な負担はどれぐらい増えるのか?

などの心配事が出てくると思います。

そこで、今回は2匹目を迎え入れる時の注意点や、みんなが仲良く暮らせる準備・方法をまとめてみました。

2匹目の猫を迎える準備と方法

・先住猫の特徴をしっかり把握しよう
・2匹目の猫を迎えるための準備
・猫を対面させる時の手順
・猫を迎え入れた際の注意点

実は、私も何も知らずに2匹目を迎え入れて失敗した経験があります。

今後このような状況が減って、少しでも猫ちゃんが楽しく過ごせる環境になるように調べた物をまとめました。

次章から準備と注意点を1つずつ具体的に見ていきましょう。

① 先住猫の特徴をしっかり把握しよう

猫 性格

まず、多頭飼いに向くと言われてる先住猫の特徴を見ていきましょう。

先住猫の性格や年齢によっては、2匹目を迎えるのが困難なケースもあるので、慎重に検討しましょう。

先住猫の性格

多頭飼いに向くとされている性格
・活発で遊ぶのが大好き
・誰にでもすぐ懐く
・目新しいものにも積極的
・物怖じしない
・新しいおもちゃですぐ遊ぶ

多頭飼いが難しいとされている性格
・とっても神経質
・来客などに警戒心が強い
・目新しい物、おもちゃに消極的
・こだわりが強すぎる

先住猫の年齢

子猫新入り猫が子猫の場合はうまくいくケースが多いようです。
成猫
(オス)
縄張り意識が強く、他の猫と敵対しやすい傾向があるので要注意。
成猫
(オス)
(去勢済)
子どもっぽさが残るので、未去勢よりも縄張り意識や敵対心は強くないですが、相手が子猫だった場合傷つける可能性があるので注意が必要です。

※去勢済でも、スプレー行為をしてしまう子は気性が荒いので注意。

成猫
(メス)
相手がオス・メス関係なく良好な関係を築きやすい。
※神経質でこだわりが強いと全く相手を受け入れないケースもあります。
成猫
(メス)
(避妊済)
避妊で落ち着きやすくなるので、良好な関係を築きやすい。
※避妊により、何もやる気の起きない(うつ状態)ような症状がでている場合は注意しましょう。
高齢猫高齢猫が子猫の元気についていけないというケースが多く見受けれますので、迎える猫は年齢が近い相手がオススメです。

注意点
・先住猫の行動や習慣をしっかり観察して性格・個性を確認しておきましょう。
・新しい猫との間で病気の感染を防ぐためにも健康診断・ワクチン接種をしておきましょう。

・望まない繁殖の為にも去勢・避妊をしておきましょう。
(同性同士でも、縄張り意識が弱まり、穏やかな性格になりやすいので、ケンカの予防やストレス軽減になるので、多頭飼いの場合は去勢・避妊をは必須です)

② 2匹目の猫を迎えるための準備

猫 道具

2匹目の猫を迎える際は事前の準備がとても大切です。

急に先住猫・新入り猫を対面させても双方がビックリしてストレスを抱え、同居が難しくなるといったケースがでてきます。

スムーズに迎えるためにも事前の準備・手順をしっかり踏むことが大切です。

経済力・住環境などを考える

当たり前ですが猫が増えるということは、お世話にかかるえさやペット用品といった費用も増えますし、住環境のスペースも確保しなければなりません。

飼い主さん自身の経済力・住環境の余裕スペース、お世話の体力といった部分をしっかり考えましょう。

迎え入れる猫の状態を確認しておきましょう

・病気の感染を防ぐためにも、迎え入れる猫の体調・健康管理、ワクチン接種有無を確認しましょう。
(急な状況で迎え入れる場合は、なるべく早く動物病院に連れていってあげてください。)

・迎え入れる猫が成猫の場合、先住猫同様に去勢、避妊をしておきましょう。

猫同士の相性を確認しておきましょう

組み合わせ相性
子猫子猫お互い、縄張り意識がまだ低いのでうまくいくケースが多い。
成猫子猫成猫は子猫を受け入れるケースが多いので比較的うまくいくケースが多いです。

※成猫がオスの場合は、子猫を傷つけたりするケースがあるので注意深く観察しましょう。

成猫
(オス)
成猫
(オス)
縄張り意識が双方ともに強いので、ケンカが頻発するケースがあります。

※性格によるので、うまくいく場合もありますが、必ず去勢はしておきましょう。

成猫
(メス)
成猫
(メス)
オスより縄張り意識が弱いので、うまくいくケースが多いようです。

※神経質な場合は相手を毛嫌いするケースがあるので注意。

成猫
(オス)
成猫
(メス)
基本的に仲良くなりやすいですが、去勢・避妊をせずに発情期を迎え、飼い主が行為を制止すると双方にストレスを抱えるので、必ず去勢・避妊をしておきましょう。
高齢猫子猫高齢猫が子猫の元気についていけないというケースが多く見受けれますので、迎える猫は年齢が近い相手がオススメです。

※年齢差は4~5歳程度までがいいようです。

 

重要
上記の相性は一般的なものなで、猫の個性によっては上手くいくケース・なにをやっても上手くいかないケースがあります。
大切なのはお互いの性格や個性をしっかり理解することです。
トライアル期間が設けられている保護猫の場合は、実際の合わせて相性を確かめたりできるでしょうが、ペットショップで購入した場合・捨て猫などを保護した場合はそうはいきません。
しっかりと、先住猫の性格・個性を理解して2匹目を迎え入れるかどうかを検討しましょう

 

新入り猫を迎え入れる前に準備するもの

2匹目を迎える為の準備をしておきましょう。

人間も急に知らない人や知らない道具が家に増えると落ち着かないように、先住猫にとっても、知らない猫と同時に目新しい道具が急に増えると落ち着きません。

できれば新入り猫を迎え入れる1週間前から、新しい道具に慣れさせておく必要があります。

具体的に1つずつ確認していきます。

食器

食器道具などは共用ではなく1匹ずつの専用を準備しましょう。

猫は縄張り意識が強いため、他の猫の匂いがついた食器や道具を嫌がる傾向があります、また、猫同士が慣れてない時期や不仲な場合近くで食事や飲み水をとらないケースもあるので、それぞれの居場所を確保してあげましょう。

どうしてもスペース確保が難しい場合は、高さで変えるという方法もあります。

ケージ

2匹目の猫を慣れさせるためにケージは必ず必要です。いきなりケージがない状態で合わせると猫同士にストレスを与え、失敗する確率が上がります

トイレ

猫のトイレは、頭数プラス1が理想だと言われています。

ですので、2匹の場合は3個あることが理想ですが最低でも2個は用意してください。

また、置く場所も先住猫と新入り猫のトイレは離れた場所が理想的です。

トイレスペースの確保と、最初はケージ内に置くのでケージに入るものを用意しましょう。

生活スペース

猫同士の性格もありますが、最初は別々の部屋に分けたほうが理想です。

先ほども述べたように、いきなり合わせるとストレスを感じる可能性があるので、徐々に慣れさせるためにも、猫がリラックスできるスペースを確保してあげて下さい。

(別々の部屋が難しい場合は、押し入れ・クローゼットを利用したり、直接見えないような仕切りを作りましょう。)

避妊・去勢

オス猫は去勢していないと、縄張り意識がかなり強いため他の猫を威嚇したり、ケンカしたりと受け入れにくい状況が考えられますので、去勢手術が好ましいと思います。

また、迎え入れる猫も避妊・去勢していたほうが同居しやすいというデータもあるので、多頭飼いを検討するなら去勢・避妊は必須です。

もし、子猫の場合も適切な時期に避妊・去勢手術を行いましょう

③ 猫を対面させる時の手順

猫 二匹

初めての対面に際しては、手順をしっかり踏まえながら対面させてあげて下さい。

ここが、仲良く同居できるか否かの重要なポイントになるので注意深く見ながら手順を踏んで下さい。

手順は以下のとおりです。

1.猫の気持ちを理解しよう
2.先住猫と新入り猫をすぐに対面させない
3.まずはお互いのニオイを交換
4.初対面はケージ越し
5.直接対面は必ず見守る

対面時に最も大切なのは、猫のペースに合わせて焦らずゆっくり見守る」ということです。

では、上記の点を踏まえ1つずつ具体的に見ていきましょう。

1.猫の気持ちを理解しよう

まず、大前提としてしっておかなければいけないのは猫に人間のような「嫉妬」という感情はないということ。

「新入りが来たから飼い主の気持ちが離れた」
「新入りばかりと遊んで僕と遊んでくれなくなった、飼い主が遊んでくれなくなったのは新入りのせいだからあいつが憎い」

など、人間が考える感情の変化ではなく、単に知らない猫が自分のテリトリーに入ってきた警戒心や不安が起きているだけで、先住猫が上記のような理由で新入り猫をイジメたり、威嚇しているわけでではありません。

先住猫が新入り猫をイジメたり、威嚇するのは単に猫同士の相性や性格の不一致、力関係を確かめているだけで、飼い主さんへの嫉妬心からくる感情ではないと理解しておきましょう。

ですので、お互いの猫の警戒心や不安を取り除いた後に対面させることがスムーズな同居への第一歩と言えます。

2.先住猫と新入り猫をすぐに対面させない

新しい猫を連れて帰ってきたら、先住猫と合わないようにしながら先住猫の生活スペース以外の部屋または新入り猫のスペースに連れて行ってださい。

新しく招き入れた猫は、環境も変わりビックリしているので、そんな状況で先住猫と合わせてもストレスを感じるだけです

もし、どうしても先住猫が近寄れる場所に置く場合は、ケー内に隠れられる段ボール箱を設置したり、見えないように仕切りを作ってあげましょう。

また、食事やトイレ、ケージ外に出した時以外は飼い主も構いたい気持ちをぐっと抑えて見守りましょう。

 

3.まずはお互いのニオイを交換

お互いを対面させる前に、必ずニオイの交換をしておきましょう。

どちらか一方の顔や体を触った手を相手に嗅がせたり、体を撫でたりすることで、相手猫の情報を知ることができます。

もし、嫌がったりした場合は相手の猫のニオイが付いてる物、布やタオルなどを交換するところから始めましょう。

4.初対面はケージ越し

先住猫も新入り猫も落ち着いてきた段階で、初めてケージ越しに対させましょう。

最初は短時間から始めて徐々に時間を長くしましょう。

先住猫が新入り猫に興味を示し、前足で触ろうとしたり、鼻を近づけて挨拶しようとするまでケージから出さないようにしてください

もし、先住猫が興味を示さず近寄ろうとしない場合に無理にケージに近づけようとしないでください。

ここも焦らず、猫のペースに合わせることが大切です。

また、ケージ越しに威嚇し合ったりした場合はすぐに離してその日は会わないようにあげてください。

お互いが慣れるまで何日でも待つことが大事です。

5.直接対面は必ず見守る

威嚇などが見られないようなら新入り猫をケージから出してみましょう。

この直接対面も短時間から徐々に長くしていき、無理に遊ばせようとしたり、近づけようとしてはいけませんあくまで猫のペースに任せます

また、最初から問題がないように見えても、すぐに長時間フリーにするのは避けましょう。

猫同士が相手の猫に慣れていき、
・自然にすれ違う
・相手に近寄って舐め合ったり、じゃれ合う
・相手を気にせず安心して眠る
・同じ部屋にいても気にしない

状況になれば本格的にフリーにしてもいい時期と思われます。

対面時のポイントとしては、最初にもあげたように猫のペースに合わせて焦らずゆっくり見守る」ということです。

それぞれの個性や性格によって、すぐに仲良くなる子もいれば、長い時間かかる子もいます。

なかなか仲良くならないと飼い主さんが待ちきれず、無理に近づけたり、遊ばせようとした結果、お互いの存在が嫌になり、ずっと威嚇し合ったり、どちらかがストレスを抱え仲良くならないと言ったケースも見られます。

そうなってからの修復は困難になるので、猫同士がお互いを認め合うまでじっくり・ゆっくり見守ってあげてください。

④ 猫を迎え入れた際の注意点

猫 バトル

ここまで、準備~対面までをみてきました。

ここでは、新入り猫を迎え入れた際の注意点や飼い主さんの悩みを見ていきましょう。

先住猫・新入り猫どっちを優先?

意識的に先住猫を優先しましょう。新入り猫ばかり可愛がるのだけは絶対に避けてください

新入り猫が子猫の場合、どうしても関心が子猫にいきやすくなりますが、えさを与える時、撫でる時や声をかける時など、
先住猫を優先するように心がけてください。

新入り猫がきても、先住猫に今まで以上に愛情を注ぐことが仲良く同居するうえでとても大切です

 

猫のストレスサインを知っておこう

猫のストレスサインをみていきましょう。

・大声で鳴く
・対面すると威嚇・攻撃・嫌がらせする
・自分で毛を抜く・舐めすぎて脱毛する
・食欲がない
・下痢・嘔吐する
・便秘になる

などが、一派的に言われている猫のストレスサインです。

猫はストレスに弱いのでストレスを抱え込むと、胃腸炎や膀胱炎などの病気を発症します。

上記のような、ストレスサインがどちらかの猫に見られたらすぐに部屋を分けるなどしてストレスを減らしてあげてください

部屋を交代することで慣れる場合もある

猫同士が相手を認めず上記のようなストレスサインが見られる場合の対処法は、
お互いの部屋を交代する方法があります。

例えば、先住猫が朝~昼はリビング・新入り猫は別の部屋の場合、夕方~夜にかけてはリビングに新入り猫・別の部屋に先住猫、という具合に部屋を交代しましょう。

猫は自分のニオイがついた空間だと安心できるので、時間はかかりますが少しずつ相手のことを受けいれてくれると思います。

まとめ

これまで見てきた通り、猫には個性・性格・年齢・性別などで2匹目を迎え入れることが必ずしもいい状況になるとは限りません。

最も大切してほしいのは、今一緒に暮らしている猫のことを最優先に考えてあげてほしいということです。

その結果、2匹目を迎えるという決断をしたのであれば、それぞれの個性や性格を尊重し、みんなが快適に暮らせるような努力を最大限してあげてください

この記事の最初に書いた通り、私はこれまで説明したような知識がない時に2匹目を迎え入れました。

そのことで、1匹目の猫「そら」に計り知れないストレスと不安を与えてしまいました。

今この記事を読んでいただいた方の中には同じような状況の方もいらっしゃると思います。

今この瞬間からでも遅くなので、1番最初に迎え入れた猫ちゃんにこれまで以上に愛情を注いであげましょう。

初志貫徹です。

そして一緒に暮らしてる猫ちゃん達みんなとこれからの日々を仲良く過ごしていけたらと思います。
そのためにこれからもこのサイトを参考にして頂ければ光栄です。

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